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電気主任技術者(電験三種)の年収相場
電気主任技術者(電験三種)は、電気に関連する3種類の専門職の総称です。
また、電気主任技術者試験は「電験」と略称されることが多く、資格保有者のことを電験一種、電験二種と呼んでいるケースもあります。それぞれ扱うことができる電圧の高さに違いがあり、三種から順に上がっていき、一種には電圧の制限がありません。また、資格を保有していたとしても、実務経験があるか否かで、年収や就職できるかに違いがあるのも特徴です。
まずは電験三種の年収のボリュームゾーンをご紹介します。
資格の種類 | 年収のボリュームゾーン |
---|---|
第一種電気主任技術者 | 400~700万円 |
第二種電気主任技術者 | 400~600万円 |
第三種電気主任技術者 | 300~500万円 |
表から分かるように、上位資格である第一種電気主任技術者が収入としては高額になる傾向が見られます。
ただし、年収の違いはあくまでも傾向に過ぎません。また、電気主任技術者の仕事内容の違いなども加味して収入を考えることも重要です。
電気主任技術者(電験三種)の仕事内容と年収のバランス
電気主任技術者(電験三種)の収入について考えるために、第一種・第二種・第三種のそれぞれの仕事内容や社会的なニーズを解説します。
第一種電気主任技術者
第一種電気主任技術者は、電験の最上位資格です。第一種電気主任技術者は、業務で扱うことができる電圧に制限がないのが特徴です。
2021年度の第一種電気主任技術者試験の合格率がわずか約3%であることからも難関資格であることが分かります。年収のボリュームゾーンも、第二種・第三種よりも高い傾向があります。
ただし、第一種電気主任技術者の国内での需要はそれほど高くありません。従って、第一種電気主任技術者であることが高年収に直接的に結びついていない状況です。
業務内容としては火力発電所や水力発電所などの大規模発電所や超高圧変電所などの運用やメンテナンス業務になります。第一種の資格が必要になる電気設備自体が少なく、第一種電気主任技術者の求人情報もあまり出回っていません。
一方で、年収1,000万円以上の高額年収を提示している非公開求人もあります。例えば、高度な技術を要する技術職の募集やマネージャー候補などの求人がこれに該当します。紹介会社の転職エージェントを活用して情報を集めてみると良いでしょう。
第二種電気主任技術者
第二種電気主任技術者は扱うことができる電圧が第三種の技術者よりも高くなり、より専門的な知識や経験が必要とされます。第二種電気主任技術者試験も難易度が高く、2021年の合格率は5%を下回っています。
第二種電気主任技術者が活躍するフィールドは、化学プラントや大型商業施設、データセンターなどです。大規模な受電設備が必要になる業界で活躍することができるでしょう。
また、第二種電気主任技術者は世界的に導入が進められている、再生可能エネルギーを利用した発電設備の運用やメンテナンス業務も行えます。そのため、業務用の再エネ発電設備を運用している企業でも需要があり、将来性の明るい資格であるとも言えます。
第三種電気主任技術者
第三種電気主任技術者は多くの業界で必要とされています。
第三種電気主任技術者試験についても、合格率が約12%(2021年度実績)と決して簡単な資格ではありません。とはいえ、第三種電気主任技術者は資格を取ったばかりで、実務経験がないという求職者も少なくありません。
第三種電気主任技術者が活躍するフィールドは、自社で工場を持っているメーカーや、通信会社などの設備管理、学校や商業施設など、電気を使用している施設全般です。
第三種電気主任技術者は、資格の取得状況のほかに業界での経験や実績が給与を左右します。
電気主任技術者(電験三種)の年収面でのメリットは手当がつくこと
電気主任技術者(電験三種)の年収に影響する要素の一つが、資格手当です。
多くの企業では、電験三種については資格手当を支給しています。資格手当の金額は企業の給与規定によって異なりますが、1か月あたり5,000~15,000円程度に設定している企業が多いようです。
また、求人情報を参照すると一種、二種、三種の違いによって手当の金額に差をつけている企業や、一種と二種のみを資格手当の対象としている企業などがあります。
電験三種は、更新不要で一度取得すれば生涯効力を有する資格であるため、給与規定の変更などがない限りは永続的に資格手当を受給できます。
電気主任技術者(電験三種)の年収以外のメリット
電気主任技術者(電験三種)は、求人の募集要件となっていることがあります。また、給与水準が無資格者よりも高額になる傾向があることや資格手当が得られることなど、年収面でメリットがあります。
では、年収のアップ以外にはメリットがあるのでしょうか?
この章では、電験三種の年収以外のメリットを3点解説します。
手に職をつけられる
電気主任技術者は、電気技術者の中で「安定して仕事を得られる資格」と評価されています。
なぜなら、電気のニーズがなくなったり激減したりする可能性は考えにくいためです。
さらに電気のニーズは景気の影響を受けにくいため、景況感に左右されにくいという傾向もあります。社会的なニーズも高いため、やりがいや目的意識を強く感じられるというメリットも感じられるでしょう。
将来的に安泰
難関資格である電気主任技術者は、全国的に人材が不足しており、多くの企業が電気主任技術者を必要としています。
将来的にも電気設備は必要とされ続けることが間違いないこと、電気設備を設置した後にはメンテナンスが必要であることなどを踏まえると、将来性のある仕事でもあります。
従って、定年までずっと電気主任技術者として活躍することも可能です。
さらに、電気主任技術者は一生使用できる資格であるため、引退後に関してもシルバー人材としての再雇用が容易になります。電気主任技術者は、安全面への配慮は必要とされるものの、大きな力や体力を要する仕事ではないため、長く活躍することが可能です。
ワークライフバランス
電気主任技術者は、ワークライフバランスの取れた環境で仕事に従事できる可能性が高いという面もあります。
その理由の一つとして挙げられるのが、電気主任技術者の仕事は危険と隣り合わせであるためです。事故やトラブルを避けるためには、休養をとって心身の状態を良好に保つ必要性があり、企業側が安全面に配慮しています。
一般的な傾向として、電気主任技術者は長時間労働や残業超過にならないように配慮されていることが多いです。
未経験からでも取得できる
電気主任技術者三種は、実務経験がなくても受験して取得することができます。
電気主任技術者を必須要件とする求人のなかには「未経験歓迎」の案件も少なくないため、電気主任技術者三種を取得することにより、採用の可能性が高まります。
そして、電気主任技術者として経験を積んだあとは、安定的に仕事を続けながら第二種などの上位資格を取得してキャリアアップを図ることが可能です。
電気主任技術者(電験三種)の年収を左右するポイント
電気主任技術者(電験三種)は、さまざまな条件で年収が変動する職種です。この章では、電気主任技術者の年収を左右するポイントを解説します。
上位資格の取得
電気主任技術者(電験三種)は、上級の資格になるほど給与の水準が高まります。また、上位の資格ほど応募出来る求人の幅も広がります。
ただし、一種と二種に関しては資格試験を受験するために一定の実務経験もしくは認定河野卒業資格を要するため注意が必要です。必要とされる要件は、実務経験や学歴などにより異なります。
いずれにせよ、電気主任工事士として仕事を続けながら上位の資格取得を目指す方法がオーソドックスな方法です。
経験・スキル
「資格と実務経験を有している電気主任技術者は安泰だ」といわれるように、電気主任技術者にとって経験やスキルは重要です。資格と経験を兼ね備えた電気工事技術者は、健康である限り「食いっぱぐれない」といわれる程です。
従って、資格を活かして電気工事関連の仕事を続けることが将来のキャリアにおいても好影響を及ぼします。
電気工事士は全国的に人手不足であるため、経験とスキルが備わっていれば、一般的には転職が難しいとされる40代以上でもスムーズに転職できる可能性が高いでしょう。
就職先・転職先の給与基準
電気主任工事士は、勤務先企業の給与基準により大きく収入が変動します。
従って、重要なことは給与基準の高い企業に勤務することです。
一般的な傾向としては、大手企業や全国的に展開している企業の方が中小企業よりも給与基準が高い傾向があります。
また、同じ電気主任工事士でも責任者や管理職者など責任が増えれば増えるほど給与の水準は高くなります。
電気主任技術者の転職先
続いて電気主任技術者の転職先について、資格のランク別に紹介していきます。
第三種電気主任技術者の転職先
電験三種を保有している第三種電気主任技術者は多くの業界で必要とされています。例えば、自社で工場を持っているメーカーや、通信会社などの設備管理、学校や商業施設など、電気を使用している施設全般で活躍可能です。
また、第三種電気主任技術者は資格を取ったばかりで、実務経験がないという求職者も少なくありません。そのため、経験者であることをアピールすることで採用される可能性を引き上げることもできるでしょう。
第二種電気主任技術者の転職先
第二種電気主任技術者は第三種の技術者に比べて扱うことができる電圧も高くなることから、より専門的な知識や経験が必要になる場面で必要とされています。例えば、化学プラントや大型商業施設、データセンターなどの大規模な受電設備が必要になる業界で活躍することができるでしょう。
また、第二種電気主任技術者は世界的に導入が進められている、再生可能エネルギーを利用した発電設備の運用やメンテナンス業務も行えます。そのため、業務用の再エネ発電設備を運用している企業でも需要があります。
第一種電気主任技術者の転職先
経済産業省の発表によると、第一種電気主任技術者は国内でも9,000人程度しかいないとされています。そのため、求人募集自体は少ないですが、反面ライバルも少ないのが特徴です。
転職先としては、大手の電力会社や発電所、変電所などが挙げられます。また、第一種電気主任技術者ほどの知識と経験がある場合、保安監督者として重要な役割を求められるケースもあるでしょう。
※参考:経済産業省「電気保安人材の中長期的な確保に向けた課題と対応の方向性について」
電気主任技術者(電験三種)として高収入を得るための転職手順
電気主任技術者(電験三種)として高収入を得るための有効な手段の一つが、より好条件の企業に転職することです。そのための方法として押さえておきたいのは理想的な転職の手順です。
この章では、転職手順を3点ご紹介します。
スキル・経験の棚卸し
電気主任工事士として最初に行うべき対策の一つがスキル・経験の棚卸しです。
電気主任工事士は、資格の有無以上に実績や経験が重視されることもあるため、これまでのキャリアを的確に伝えることが転職を成功させるための道筋になるためです。
スキル・経験の棚卸しをする際に重要なことは、単に時系列で担当してきたことを羅列するのではなく、転職に役立つ経験を強調させることです。
採用企業が必要としているスキルや経験を持っている場合、採用の可能性は大いに高まります。また、経験を的確に伝えることは、年収や給与のアップにもつながります。
採用企業側が求めている実力・実績を事実に基づいて職務経歴書の作成を行いましょう。
十分な企業研究
経験や実績を転職に十分に活かすためには、十分な企業研究が欠かせません。
なぜなら、企業の状況やビジョンによって求められるスキルや人物像は大きく変わるためです。また、スキルや条件などが合致していても社風や仕事に対する考え方がマッチしないこともあります。
従って、企業研究はできるだけ細かく行う必要があります。可能であれば、希望する企業の内部事情に詳しい方に直接話を聞いて、ご自身に合っているか否かを判断すれば、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
転職エージェントの利用
電気主任工事士としての転職の可能性を高めたり、希望の条件での転職を成功させたりしたいと考えている方は、転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントを利用することにより、以下の3点のメリットを得られる可能性があるためです。
- 非公開求人を紹介してもらえる
- ご自身では気付いていない転職に役立つ経験・実績について気付いてもらえる
- 業界の動向や応募先企業の社内事情などを知ることができる
転職エージェントは、キャリアに関する専門家です。一般的な転職エージェントのサービスは無料で利用できるため、積極的に活用すると良いでしょう。
電気主任技術者は不足している
電気主任技術者は国から指定された試験を合格し、資格を保有していなければ就職することができない専門職です。一方で、業界では将来的に電気主任技術者が不足するのではないかと危惧されています。
以下では、電気主任技術者をめぐる状況や不足する原因について紹介していきます。
電気主任技術者をめぐる状況
経済産業省が令和元年に発表した「電気保安をめぐる現状と課題」という資料にて、将来的な電気保安人材不足の可能性が述べられています。この資料によると、現在数が非常に増えている比較的小規模な設備にて業務を担当する第三種電気主任技術者が、2045年には約3,900人不足する見込みが立てられています。
なぜこういった事態になっているのでしょうか。原因についても見ていきましょう。
※参考:経済産業省「電気保安をめぐる現状と課題」
電気主任技術者が不足している原因
公的な資料をもとに、電気主任技術者が不足している原因として以下の点があげられます。
- 高齢化による資格保有者減少
- 教育機関の減少
- 職業自体の認知度低下
- 電気主任技術者の需要増加
それぞれ具体的に紹介していきます。
高齢化による資格保有者減少
まず、電気保安業界全体の高齢化が大きく影響しています。「電気保安をめぐる現状と課題」によると、電気主任技術者において全体の6割が50歳以上(全体の約4割が60歳以上)となっており、定年を迎えて退職する人が多くなっています。
教育機関の減少
少子化によって若年層の電気主任技術者に関する教育機会も少なくなっています。同資料によると、電気主任技術者への供給源となっていた工業高校電気科の生徒が2030年までに約6割減少する見込みが立てられています。
また、電気主任技術者の育成を目的にした国の指定校も過去4年間で約5%減り、減少傾向にあります。
職業自体の認知度の低下
経済産業省が平成30年に発表した「電気保安人材の中長期的な確保に向けた課題と対応の方向性について」では、電気主任技術者という職業の認知度が低いことも有資格者数の減少に影響すると指摘しています。同資料によると、就業先として電気主任技術者を認知するきっかけは、電気保安業務に関係する親族や身近な人の紹介に大きく依存しているとのことです。
また、業界の高齢化による退職者の増加と、教育機関の減少に伴い、認知度はより低下していくと予想されます。
※参考:経済産業省「電気保安人材の中長期的な確保に向けた課題と対応の方向性について」
【第三種電気主任技術者の需要】業務ビルが増加するため
「電気保安人材の中長期的な確保に向けた課題と対応の方向性について」によると2045年に向けて、第三種電気主任技術者に外部委託される業務ビルが増加すると推定されています。一方で、需要増加に伴い未経験者を採用する場が増えるというポジティブな見方もできるかもしれません。
業務ビルの設備管理は未経験可の求人も少なくないため、業界全体で見ると経験者の増加につながるとも言えるでしょう。
【第二種電気主任技術者の需要】再生可能エネルギーを利用した発電所の増加
第二種電気主任技術者の需要が高まる要因として、太陽光や風力など再生可能エネルギーを利用した発電設備の増加があげられます。世界的な環境問題への対策や2012年に開始された固定価格買取制度(FIT制度)の影響もあり、業務用・住宅用問わず再エネ発電設備の導入が進んでいます。
さらに2022年から、再エネ発電を促進するFIP制度も開始されるため、今後も再エネ発電設備の導入量は増え続けると予測されます。
※参考:資源エネルギー庁「国内外の再生可能エネルギーの現状と今年度の調達価格等算定委員会の論点案」
第三種電気主任技術者は未経験でも転職できる?
業界全体で電気主任技術者が不足しているとはいえ、現在第三種の資格を取得しようと考えている人は未経験で就職できるのか不安になる人もいるかもしれません。以下では、未経験者が第三種電気主任技術者として就職できるのか否か、求人情報の探し方や面接でのポイントなどを紹介していきます。
未経験でも転職可能
まずはじめに、第三種電気主任技術者であれば未経験でも就職、転職することは可能です。しかし、企業側が経験者のみを募集している場合もあり、そのような求人では未経験者として採用してもらうのは難しいでしょう。
そのため、未経験で就職しようとする場合、「未経験歓迎」「未経験可」と記載されている求人を探すのがオススメです。
求人情報の探し方
未経験も採用している企業の特徴として
- 大手企業もしくは大手企業のグループ会社
- 教育係を用意できる、マニュアルが存在するなど、未経験を育成できる体制が整っている
- 未経験でも実務を通してできるようになる業務がある
といった点が挙げられます。
そのため、求人情報では「募集している企業の規模」や「業務内容」などに注目して探してみると良いでしょう。とはいえ、未経験でも応募できるような求人情報の種類は少なく、勤務地や給与面などで自分の希望と合致しないケースも多々あります。
もし、未経験から電気主任技術者を目指すのであれば、多少自分の希望に沿わなかったとしても、実務経験を積んだ方が良いかもしれません。実務経験ができれば、数年後に転職でのキャリアアップも望めるので、より自分の希望する働き方に近づけるでしょう。
自己PRと面接のポイント
面接でよく聞かれる質問をもとに、どのような自己PRがオススメなのか紹介していきます。
志望動機を聞かれた際には、誠実性を与えられる答えを用意する
志望動機は転職の面接で必ずといってよいほど質問されるため、面接官に納得させられるような答えを用意しておきましょう。また、この質問の背景には「この人は責任をもって仕事に取り組んでくれるのか否か」を見極める意図が含まれているケースもあります。
電気主任技術者は高圧な電気を扱う専門職ですので、責任感と集中力をもって業務に当たらなければいけません。そのため、志望動機や志望理由で面接官に自分の誠実性や意欲を伝えられると良いでしょう。
今までの仕事や経験をどのように活かすのかを考えておく
今までの仕事や学生時代に勉強したことなども面接の質問として定番ですので、しっかりと準備しておきましょう。たとえ電気主任技術者は未経験だったとしても、今までの仕事や経験をもとに何が電気主任技術者として活かせるのかを答えられると良いでしょう。
例えば、前職で肉体労働をしていた場合「体力があるので多少のハードワークでもついていくことができます。」という自己PRにつなげられます。電気主任技術者は人手不足なため「この人はしっかりと働いてくれそうだ」と思わせることができると、相手に好印象を与えられるかもしれません。
転職後の目標や今後の展望を語れると熱意が伝わる
自己PRの時間が設けられた場合は、転職した後の目標や、電気主任技術者としての展望を語れると自分の熱意も伝わるでしょう。面接官側は応募者を雇うことによるメリットや、一緒に働きたいと思うのかを見極めてきます。
そのため、未経験であっても実務経験を積んだ後、何を目指していくのかを主張できるのが理想的ですね。例えば、「今は第三種の資格を取得したばかりで経験もないが、今後は第二種電気主任技術者を目指していきたい」「第二種電気主任技術者になれば、御社の○○という業務にも貢献できる」などです。
未経験の人材であっても将来性を感じさせることができれば、採用してもらえる可能性も高まるでしょう。
電気主任技術者は転職のチャンス大!未経験でも可能性あり
電気主任技術者は試験に合格しなければ、就職することができない専門職です。また、求人では実務経験が求められるケースもあり、未経験者にはなかなかハードルが高いと感じるかもしれません。
しかし、業界全体で人手不足が懸念されているため、経験を積んだ後は企業から重宝される人材になることができます。第二種電気主任技術者になれば、年収600万円以上も実現可能です。もし、電気主任技術者に興味があるのであれば、挑戦してみる価値は十分にあると言えるでしょう。
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この記事の監修
神谷 貴宏
愛知県出身。大手証券会社、半導体商社の営業を経て、総合人材サービス会社へ入社。 仙台支店での勤務後、大型派遣案件の企画から運用に従事。その後、会社の中核を担う“正社員”のサポートに携わりたいという思いが強くなり、ヒューレックスの設立に参画する。 17年余りにわたるコンサルタントの経験の中で3,000名を超える方々をサポート。個々人の”キャリア”だけでなく”価値観”を大切にしている。
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